MILANO: The Inside Story of Italian Fashion

ジャンニ・ヴェルサーチが承認したグッチとヴェルサーチの合併に関する極秘計画を明らかにする新フィルム

ジョン・マッジオ監督作品

『MILANO: The Inside Story of Italian Fashion』は、エミー賞受賞歴のある米国の映画監督ジョン・マッジオの最新作です。イタリアのファッション業界の内実を明らかにする新しいドキュメンタリー映画で、ニューヨーク・タイムズ紙は「半分はノスタルジアへの旅であり、半分はリドリー・スコット監督の『ハウス・オブ・グッチ』やライアン・マーフィー監督の『アメリカン・クライム・ストーリー/ヴェルサーチ暗殺』などのドキュメンタリードラマによって広められたストーリーへの修正である」と評しています。

ハリウッドとミラノファッションのつながりはこの映画の大きな見どころで、登場人物たちがハリウッドを利用してアメリカ市場を席巻するまでのストーリーがつづられています。ローレン・ハットンは、リチャード・ギアと共演した『アメリカン・ジゴロ』での体験を語っています。私たちはそこからセレブとデザイナーとの関係について知ることになります。シャロン・ストーンはファッション評論家として驚くべきパフォーマンスを見せ、フランシス・マクドーマンドはイタリアファッションの中心地の謎を雄弁に解き明かし、ヴァレンティノのデザイナー、ピエールパオロ・ピッチョーリとの「パフォーマンスアート」プロジェクトについて語っています。ヘレン・ミレンとサミュエル・L・ジャクソンの逸話と解説が物語を豊かにし、本質をえぐり出します。また、トム・フォードと、イギリスのファッションエディターであるスージー・メンケスもこの映画の重要な語り手として登場します。